作成日:2018/04/27
パートタイマーに関する実態調査
今日も、興味深い調査結果が公表されていましたので、ご紹介します。
東京都が昨年10月に実施した「パートタイマーに関する実態調査」です。これはパートタイマーの働き方の実態と労使双方の意識を把握をするため、事業所と個人双方へ調査を実施したものです。
ご参考 ⇒ パートタイマーに関する実態調査.pdf
大半の企業がパートタイマーを雇用していると思いますが、非正規労働者については「無期転換ルール」や「同一労働同一賃金」などが、大きな課題となっていますので、ぜひご覧になってください。
<調査結果のポイント>
・パートタイマーを雇用している理由は、「賃金コストが安くてすむから」が低下し、「正社員の確保が困難だから」が増加
・パートタイマーを雇用する事業所の「無期転換ルール」への対応は、「申し出があれば、これまでと同じ労働条件で無期労働契約に転換する」がトップ
・パートタイマーの平均時間休学、平均年収額はともに上昇
・平成29年度の税制改正により、配偶者控除の上限額「年収150万円まで働く」とするパートタイマーの割合は8%に留まる
なお詳細について興味のある方はこちら
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/toukei/koyou/jouken/h29/index.html