作成日:2018/02/02
「モデル就業規則」が最新版(平成30年1月版)に改定されました
厚生労働省では、「働き方改革実行計画」を踏まえ、副業・兼業解禁の準備を進めていましたが(当HP11月21日「お知らせ」)、1月30日正式に「副業・兼業への促進に関するガイドライン」および改定した「モデル就業規則」を公開しました。
今回の「モデル就業規則」の改定では、副業・兼業に関する規定が改定されただけでなく、ハラスメント禁止規定の新設、採用内定や人事異動に関する記載の追加なども行われています。
<新設>
・第14条 マタニティハラスメント等の禁止規定を新設
・第15条 そのたのハラスメントの禁止規定を新設
・第67条 副業・兼業に関する規定の新設
<修正>
・第7条 記載採用内定に関する記載を追加
・第8条 人事異動について育児介護法の配慮義務を記載
・第17条 労働時間の「適正把握基準」を「適正把握ガイドライン」に修正
・第19条 手持ち時間の記載を「適正把握ガイドライン」に記載に合わせ修正
・33条 配偶者手当を削除し、検討における留意点を記載
人事総務担当の方はぜひ確認をお願いします。
ご参考 ⇒ モデル就業規則の改定概要.pdf
詳細はhttp://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html
「副業・兼業への促進に関するガイドライン」はこちら
⇒ 副業・兼業の促進に関するガイドライン.pdf