作成日:2017/08/07
「無期転換ルール」への対応は終了しましたか?(その2)
先日、「無期転換ルール」への具体的対応として、「無期社員の就業規則」の作成が必要と書きましたが、今日は、「就業規則」を作成する場合のポイントをいくつか挙げますので、作成中あるいはこれから作成しようとしている企業の担当者の方は、一度確認してください。
1.有期契約社員の就業規則への無期転換ルールの新設
2.対象となる労働者の定義・適用範囲の整備
3.定年退職規定と高年齢者の継続雇用措置
4.賃金の改定
5.解雇事由の点検・整備
6.服務規定、懲戒規定の点検・整備
7.休職制度の設定
等々漏れないように、どのような規定にするか検討が必要です。
また、「無期社員の就業規則」の作成は、「同一労働同一賃金ガイドライン案」の趣旨も踏まえた内容とすることが必要だと考えています。
※ご参考 同一労働同一賃金ガイドライン案